
日付:2005/04/20
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kotosinotoc
☆TOCを巡る、2005年展望「まとめ」
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メルマガを購読の皆様、ゴールシステムコンサルティング村上です。
今回はTOCを巡る2005年展望ということでまとめをお話しして
みたいと思います。まあ、といっても2005年も既に2ヶ月が経過
してしまいましたので、TOCこれからの展望ということでお許し下
さい。
これからの日本でのTOCを一言で表現するならば、真の意味で「The
Goal 1-2」の世界を実現する手法となると思います。
皆さんに思い出して頂きたいのは「The Goal」では、物理的な改善が一
段落した後ヨーロッパ向けに市場をセグメントして受注をのばしました。
さらに「The Goal2」では様々なマーケットへの魅力的な提案がなされ
主人公アレックス・ロゴは事業部の業績を伸ばして行きます。
欧米でのTOCの歴史はまさにゴールドラット博士がゴールシリーズで
予言したその通りに動いていっているのです。その動きが日本でも本格
化するのがこの一年ということになりそうです。
2003年からゴールドラット博士はバイアブルビジョンというコンセ
プトを打ち出し、TOC全体の舵をを大きく転換しています。英語版で
出版された「バイアブル・ビジョン」はこの5月頃には日本語訳が出版
されますので、ぞの全貌が明らかになります。
これまでも何度もメルマガ誌上でお話ししていますが、TOC−ICO
のカンファレンスに出席して思うことは生産改善の事例の少なさです。
今日、本場のTOCでは生産改善はTOCのほんの一部分でしかないの
です。
それでは私が現在把握しているTOCを巡る動きを一つ一つ検討してゆ
きましょう。
1)TOC推進協議会
これまでのTOCに関連する活動は個別的で、TOC普及のための共通の事項
を取り扱う場がありませんでした。そのために世に対するアピールも散
発的でインパクトに欠けていたように感じられます。
今回、TOC関係者がそのような状況を改善するために設立したのが「日本
TOC推進協議会」です。
TOCを日本に正しく普及させることを目的に掲げています。やはりこれま
ではTOCを普及する活動は散発的であり、それぞれが「勝手」な論理
を振り回し、TOCを「私物化」していた側面もあったと思います。
昨年一昨年とTOC−ICOに参加していたメンバーを中心にゴールド
ラット博士が提唱する「正しいTOC」を本格的に普及するためには協
業できる部分は協業してゆこう、という気運が高まり推進協議会を設立
しました。
規約等目下整備中ですが、概要は、TOCを生業とする企業が構成する正会
員と、推進協議会の主旨に賛同する賛助会員で構成されます。
近々、会員募集、設立総会などのイベントが行われる予定です。
2)進化し続ける“TOC”最新情報国際シンポジウム
「日本TOC推進協議会」の最初の合同企画イベントが、フジサンケイ・ビ
ジネスアイとの共催で、4月8日に東京ビッグサイトで行われる「進化し
続ける“TOC”最新情報国際シンポジウム」です。
これはメルマガ誌上でも既に告知していますが、詳細・申込み方法につい
ては下記の各社のWEBSITEでご覧頂けます。
MSI http://www.toc-japan.com/
GSC http://www.goal-consulting.com/
TOC研究舎 http://www.tocken.com/
3)ゴールドラット博士のバイアブルビジョン
そして「日本TOC推進協議会」のもう一つの企画が、Gerald I. Kendall著
「ViableVision」の邦訳出版です。
「Viable Vision」とは、TOCの創始者ゴールドラット博士が唱える、飛躍的
な企業業績向上策で、博士の言葉を借りれば
「今の売上高を4年後の利益額とする」
ことを確実に実現するための総合的なTOC実践論です。
すでにメルマガ誌上でも既に概略はお知らせしていますので、皆様楽しみに
出版をお待ち下さい。
4)出版される翻訳書
今年度出版される書籍は、上記のバイアブルビジョンの他に、
「The Cash Machine」Richard Klapholz and Alex Klarman
が出版される予定です。この本は「セールス・マーケティング」にTOCを
どのように使ってゆくかを小説仕立てで説明している大変興味深い本です。
そして、待望のゴールドラット博士の「Haystack Syndrome:干し草の山シン
ドローム」の邦訳が3月初旬にダイアモンド社から出版されます。
翻訳はいつもの三本木亮氏ですが、不肖私が解説を書かして頂いています。
但しちょと残念なのは、TOCのスケジューリング・ロジックをを詳細に
説明したパート3は今回は割愛され、「コストワールド」といかに戦うかを
中心に構成された本になっていることです。しかし、まさにTOCの原点と
もいうべき著作であり、必読の一冊です。
その他、「デミングとゴールドラット」など数冊が翻訳されているようですが、
詳細が分かりましたらまたご案内致します。
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