
日付:2004/09/13
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☆TOCワンポイント「TOCへの批判に応えよう−1」
〜ボトルネックのダッチロール環境ではDBRは使えない?〜
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今回から私、村上悟が様々なTOCへの批判や意見に答えてゆきます。
ご期待ください。
批判1
TOCを適用する場合、現在の日本企業では通用しにくい前提条件が
存在する。
日本では設備・機械や作業者のバランスがとれている場合が多い。
その場合は,販売動向や受注内容の変化によってボトルネックが移り
変わりやすく,業務改革の5ステップ」を実施しようとしても,ボト
ルネックの焦点を絞り込めない。
答え→→
私(村上)が経験した20数社における実体験からいえば、とてもバラ
ンスがとれている工場は存在しませんでした。正確に言うならばバラン
スがとれているのではなく、バランスを求めて設備投資を行った結果、
アンバランスになっているという感じが正しいと思います。その上激し
い技術革新昨や新製品の投入によるプロダクトミックスの変化で、ネッ
ク工程がころころ移り変わっている工場や工程が多いのです。従ってボ
トルネックが移り変わるという指摘は、まず前提条件が間違っているの
です。
従って、バランスが高い次元にあるからアンバランスになるというので
はなく、通常思い描いていた以上にアンバランスな工程が多いというの
が実感です。
基本的にボトルネックのダッチロールは、ゴールドラット博士も指摘し
ているように、月末シンドローム(締め日に向かって成績を上げようと
する本能的な癖)によるホッケースティックシンドローム(月末に著し
く仕事が集中する)や大ロット生産によって引き起こされる特定工程の
過負荷増大とそれが移動してゆく事によって発生するネック工程の移動。
蛇腹症候群(カエルを飲んだ蛇のおなか)、制約工程以外の生産性追求
によるロットまとめによる蛇腹の増幅。
といった様々な方針制約によって、引き起こされ「日替わりボトルネッ
ク」を引き起こしています。しかしこれは指摘されているように焦点を
絞る上での制約ではなく、焦点を絞るための糸口(方針制約を解除する)
として機能します。
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