
日付:2005/10/15
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CCプロジェクト管理講座(27)
リレー走者の原理とチームプレイ
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さてCCプロジェクト管理講座第27回を始めましょ
う。先週は進捗管理の方法として、朝礼による残日数
の把握、ファシリテーターをおいた会議による課題解
決会議について記載しました。
CCPMはソフトウェアーを使ってスケジューリングをお
こなうテクニカルな改善と、パーキンソンの法則・学
生症候群・早期完了の未報告といったプロジェクトを
実施するメンバーのメンタルな改善、両方の改善を実
施します。メンタルな側面では、顔をあわせて話し合
う場「会議」を生産的にしてチームプレイを実施でき
る体勢を作り上げていく必要があります。
CCPMを実施する上で重要な事は、リレー走者の原則を
メンバーに理解して貰う事です。各メンバーは前工程
が完了し、作業開始可能だとのバトンを渡されれば学
生症候群を起こさず全力でスタートしなければなりま
せん。また作業が完了すれば、早期完了の未報告をせ
ず次工程にすぐにバトンリレーしなければなりません。
バトンを渡すときにタイムラグを作らずプロジェクト
を推進していくことにより、クリティカルチェーン上
に待ち時間(キュータイム)を作らせず期間短縮を実
現できます。これはクリティカルチェーンの50%見
積もりによるスケジューリングにより実現できますが、
プロジェクトマネジャーが朝礼などでこの考え方を何
度も何度も話すという事も重要だという事は忘れずに
実行して下さい。
プロジェクトマネジャーがチームに伝えるべき重要な
ポイントは、プロジェクトはチームで実施していると
いう意識を共有するという事です。
早期完了の未報告がおこる理由は何でしょうか。
前工程の人が早期に完了したと後工程に伝え、後工程
の人が作業を開始すると前工程の作業ミスに気づいた、
こういった事は現実のプロジェクトで多々おこります。
その時に前工程の作業者のみの責任になる。こういっ
た管理体制だと、前工程の人は早期完了を報告しなく
なります。早期に作業が完了すれば自分の期限一杯ミ
スをなくそうとチェックを繰り返し行う、
責任感の強い人なら当然こういった行動を取るでしょ
う。
クリティカルチェーンを導入するというのは、自己責
任完結型の経営から、チームプレイの経営に切り替え
るという事です。
この方針転換ができないところでは成功しません。
来週は、自己責任完結型経営の典型的問題でもある、
各プロジェクトの部分最適な現状、そしてそれを変え
るための全体最適のためのバッファマネジメントにつ
いてご紹介します。
CCプロジェクト管理講座
[2005/10/26]
30.「最終号」TOC/CCPMから組織の変革へ
[2005/10/19]
29.プロジェクト・マネジメント・オフィス
[2005/10/15]
28.複数のプロジェクトを如何にマネジメントするか
[2005/10/15]
27.リレー走者の原理とチームプレイ
[2005/10/15]
26.進捗管理の方法「ファシリテーション3
[2005/09/23]
25.進捗管理の方法「ファシリテーション2」
[2005/09/23]
24.進捗管理の方法「ファシリテーション」
[2005/09/08]
進捗管理の方法「バッファマネジメント」
[2005/09/08]
進捗管理の方法「どうやって遅れを管理するか?」
[2005/09/08]
クリティカルチェーン・スケジューリング(2)
[2005/08/08]
21,クリティカルチェーン・スケジューリング
[2005/08/08]
遅れること前提の時間見積もり(2)
[2005/07/25]
18.遅れること前提の時間見積もり
[2005/07/14]
17.リソースはどうやって定義する
[2005/07/06]
16.ODSCからネットワークを構築
[2005/07/06]
15.完成のイメージから逆算して計画を作る
[2005/06/26]
14. プロジェクト管理の中核問題
[2005/06/15]
13. プロジェクトマネージャーの方針制約
[2005/06/13]
12. プロジェクトのリードタイムのほとんどは待ち時間
[2005/06/05]
11.完璧な計画の作成方法
[2005/05/23]
10.計画するとは
[2005/05/23]
9.プロジェクトに関わる『人』の現実
[2005/05/11]
8早く始めれば早く終わる・・・・ことはない。
[2005/04/20]
7.なるべく早くが地獄への道・・・
[2005/04/20]
6,プロジェクトマネジメントの目的は何か?
[2005/04/20]
5,プロジェクトマネジメントソフトウェアー(PMソフト)
[2005/04/20]
4,クリティカルパスは早く家に帰る道??
[2005/04/20]
3,最小自由度の原則 (こまねずみはダメ???)
[2005/04/20]
2,従来型プロジェクトマネジメントの実践
[2005/04/20]
1.まずはプロジェクトとは何か考えてみよう「恐ろしい話・・」
TOCはどうなるのかin2005
[2005/04/20]
導入が進むが失敗例も増える!?TOCクリティカルチェーンの2005年